地震大国に嬉しいニュース|予知が可能になる

  1. ホーム
  2. 歴史の中にヒントあり

歴史の中にヒントあり

グラフ

関東地方に大きな被害をもたらすプレート境界型の巨大地震を関東地震と呼んでいます。関東地震は直近のものが関東大震災を引き起こした大正関東地震です。さらにその前に発生したものが元禄地震です。大正関東地震と元禄地震はいずれも相模トラフのプレート境界で発生したと考えられています。元禄地震の方が規模は大きかったとされています。この様な巨大地震が発生すると様々な痕跡が残されます。例えば、巨大地震の度に地形が隆起すると、地震ごとに段差となって残ることがあります。この様な地形の痕跡や、被災当時の日記といった資料が今日の研究でも生かされています。関東地方では関東地震と関東地震の間に直下型の内陸活断層型地震と思われる地震が発生していることも資料から明らかになっています。

先述の歴史資料や地形に残された巨大地震の痕跡は、今後の地震発生の危険性を予測する上で極めて重要な存在です。まず、地形に残された痕跡は巨大地震の周期や規模を知る手がかりになります。過去の関東地震の規模や周期を知ることでそれに備えることができます。現在、国が発生を予測している首都直下地震は、主に内陸活断層によるケースを想定しています。関東地震は大正関東地震と元禄関東地震以外、ほとんど詳しい資料が残っていないので、南海トラフの巨大地震と比べると予測されている周期は研究者によってバラツキがあります。しかしながら、他国に比べると非常に文献が豊富に残っているため地震の被害などが明らかになりやすく、今後の被害予測などに役立てられています。

Copyright© 2017 地震大国に嬉しいニュース|予知が可能になる All Rights Reserved.